ハイブリッドカー考察 Part3
<電気自動車の構造>
電気自動車のしくみは、その名前のとおり電気をつかって走る車です。外部から充電した電気を車の中にある電池(バッテリー)に蓄えて
その電気をモーターで走る力に変えて走ります。又、電気自動車は、走る時に排出ガスを出さないので、マフラーは付いていないのです。
<主要スぺック>
俗に言われる電気自動車の最高速度はどの位かと言う質問を良く問われる事が有ると思います。
自分が知る限りでは平成8年9月に発売した「RAV4 LEV」の最高時速は約125kmです。
<価格の事情>
トヨタでは、地球の環境を良くしようと、さまざまな研究開発を行っています。排出ガスをきれいにしてから出す仕組みや
排出ガスを少なくするエンジンの開発、排出ガスを出さない車の研究開発等です。
その中には、天然ガス自動車やメタノール自動車、水素自動車、ソーラーカーなどありますが、トヨタ自動車ではいち早く
平成8年9月に電気自動車「RAV4 L EV」、平成9年9月には「RAV4 L・EV」を発売しました。
これは家でも充電でき、1回の充電で約215km走ることができます。最高速度も約125kmでます。
<トヨタ関係者談>
ただ、普通のガソリン自動車に比べると値段が高いですね。トヨタも、お客様に買って頂ける様に、
もっと安くしたいのですが、まだ1年に約100台の少量生産で、流れ作業で効率的に生産ができません。
(カローラなどは、1年間に46万台以上つくっています。)まだ手作りと言えるような生産ですし、電池も少量生産ですから
今すぐには、これ以上安くなりません。しかし、1992年に発売した電気自動車「タウンエース」は、約800万円だったので
努力して4年間でとても安くした事は分かってもらえるでしょうか。
また、一回の充電で今までの電気自動車の2倍以上も走れるように性能も大はばに向上していますから
良い車が安くなっている事が分かって頂けると思います。
そして、これからもより良い車を作る為に技術開発をして行きますので、期待していて下さい。
<騒音問題>
エンジン音が有りませんので、実際乗って走っていても、周りの音やタイヤが地面を踏みしめる音が聞こえるだけです。
車の多い道路に面して家が有る人々にとっても、車の音は殆ど無くなりますので、今よりも確実に住み易く無ると思いますよ。
<充電時間>
トヨタ自動車で作っている電気自動車「RAV4 LEV」の充電時間は、約6時間です。実際他の車両では良く分りませんが(^^;)
ガソリンエンジンよりも効率が良いのは皆様もご存知の通りです
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